少年サッカー上達計画 ・トレーニング・指導法を極めよう!
あなたのお子さんは正しいトレーニング、順調に上達していますか? 日夜少年サッカー指導、研究に余念のない男ハラサワが、サッカー少年達の少年サッカーの上達法を検証します。
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Author:orefc
ハラサワ

インテルの選手の名前が全員言えないのにインテルユニフォーム大好きのサッカー指導者。
「ひとりひとりの個性を伸ばすサッカー指導法」を研究中。(写真は幼児サッカークラブCFS杯準優勝の集合写真)

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どうしたらサッカーが上手くなるの?
どうしたらサッカーが上手くなるの?

まあ、これが1番知りたいですよね?私も知りたいです。

昨日、特別強化クラスで子ども達に「最高にうまい肉で最低にまずい米で食ったらどうなるか?」という話をしました。

おそらくというか、これは確実ですが「肉がまずくなる」結果に終ると思います。
それだったら普通の肉を普通の米で食ったほうがおいしくいただけるはず。

なんでこれが「サッカーが上手くなる話」なのか予想できた人はそれなりに考えている人でしょうし、「これのどこがサッカーに関係あるの?」と思った人は、サッカーのことをサッカーとしてしか考えることが出来ないのでなかなか子どもに伝えるのは難しいでしょうね。

正直、子ども達のサッカーのイメージなんてたかが知れています。

フランス大会で後ろから来たロングボールをバッジォがそのままワンタッチでビエリにだしたあのパスのように。

とか、話しても知らないから理解できない訳です。

でも、「うまい肉食ったことある人?」と聞けば手をあげますからね。知ってるわけです。
まずい米を食ってるかまでは知らないけど、「まずいものを食べた」という経験はおそらくあるのでしょう。

ちなみに私はまずい米だと思った米を食べたことがあります。もちろん残さず食べましたが、自分の味覚の中では「これはまずい」と認識してしまっているわけです。

では、「まずい肉をうまい肉にして食べる方法」ってありますよね?
私の親父は料理人だったのでそういうことは結構長けているのは当たり前なのですが、何をやってるのかは知らないけど肉に何らかの「したごしらえ」をしてそれから焼いて食べるとうまい訳です。まずい肉もうまくなる。

米だってなんかありますよね?主婦じゃないのでこういう事はお母さん達が詳しいと思いますので、間違ってたら突っ込んで欲しいのですが、ちゃんと米を研いで、お釜に水を入れてすぐに炊かずに水につけて時間を経たせてから炊くとおいしく炊ける的な。。。

まあ、つまり、「下ごしらえ」な訳です。

で、サッカーが上手くなる。ということとの関連性なのですが、サッカーの上達も「下ごしらえ」なんです。

最高級の松坂牛だって、5日も外に出してほったらかしてみてください。まあ腐って食えたものじゃなくなりますから。

では、松坂牛の100分の1ぐらいの値段の肉だって、ちゃんと下ごしらえをして「最高のタレ」とかに漬けておいて焼けば、かなりうまそうです。

もうすでに、私の前に子ども達が立っている時点で「うまい肉になるかまずい肉になるか」は残念ながら決まっています。当日、頑張ってもたかが知れています。

私のよく話す話のベスト3に入る話があるのですが、「遠足の準備を当日の朝にするぐらいもう手遅れ」なんです。これも「したごしらえ」の話ですね。
客観的に思い返しても、この話は飽きるぐらいしてますね。たぶん、私の教え子達が何か指導をする立場になったら

「お前達のやってる事は遠足の準備を当日の朝やってるぐらいダメダメだ。」とか平気で言いそうですね。。。

まあ、しっかり準備することは大切なことなのでよいのですが、「上手くなる方法」というのは、簡単で、

準備をしっかりしてくること

なんです。よく学校の先生や親に言われた言葉がありますよね。

「予習と復習をしっかりしなさい」と。

私だけではないと思います。

まあ、復習はいいですよね。やったことをもう一度やるだとか、やったことの感想、反省、改善についてノートに書くとか。

最近では、プロのサッカー選手でその日のテーマのプレーをやっているか見なさいなんていう復習もやらせてますね、私は。

じゃあ、予習ってなんだよ。という話ですが、算数で言えば、やったところの次のページとかを自分なりに勉強すれば予習ですね。

サッカーの教科書があればそれも予習なのかもしれませんが、

できればサッカーの予習は「予想を伴った予習」が良いでしょうね。

1「今日はこの練習をやった。これは○○と××のスキルを覚える練習だった。」
2「このスキルを覚える事によって、試合の中でこういうプレーが出来るようになった。」
3「これを身に付けたら、さらに強くなるためにこういうプレーが出来るようになったらもっと強くなるだろうな。と思った。」

ここまでの考えが出せればもうそのサッカー少年は「うまい肉」になってますよ。

そこでさらに自分で出せたらクリエイティブですよね。

4「そのプレーをできるようにするためには「こういうスキル」を身に付けたらできると思った」

こんな子を上達させられなかったとしたらその指導者は相当の「まずい米」だと思います。

さらに、

5「そのスキルを身に付けるためにはこういうトレーニングをやったら良いのではないかと思った。」

とまで子ども自身で考えたら最高に近いですね。

6「で、その自分の考えたトレーニングをやってみました。」

やるところまで行ったらもう文句はないですね。

7「やってみて、分かったのですが僕が身に付けたいと思った△△のスキルは、ここを意識しながらやらないと身に付かないし、この僕の考えたトレーニング方法ではいまいちでした。」

とか、

8「なんでいまいちなのか自分なりに考えてみると、このトレーニングだと◆◆の要素がトレーニングできないので、膝を意識してやらないとやってもなかなか上手くならないだろうなと思いました。それで、膝を意識してやってみたらなかなか良いトレーニングになりました。」

みたいな。

その次にさらにしたごしらえをするとしたら、

9「明日は、この部分を意識してこういう時にはこういうプレーを意識してできるかどうかチャレンジしようと思います。さらに今日のトレーニングでやったスキルも忘れないように意識してプレーにチャレンジします。」

のような。

もっとありますけど、これだけやれればたいしたもんですね。私が指導の研究をするときに使う方法はまさにこれに近いです。師匠のところに朝練に行ってた時代はだいたいこういう復習と予習を繰り返しました。具体的な日記がまだファイルとして残っていた気がするので、気が向いたら探して公開しようかなと思いますが、もしかしたら消えてしまったかもしれません。
たぶん、私自身が今読んでもあれは勉強になるぐらい書いてましたからね。

と、いうように「やっている子はやっている」し、「やっていない子はやっていない」んです。
ただ、それだけ。たしかにそんな事をやらなくても出来る子というのは100人に1人ぐらいいるのかもしれませんが、その1人に期待するなら、したごしらえをしっかりして確実に上達する権利を自分の力で掴み取ったほうがよくないですか?

「俺は天才だからなにもやらなくても出来る」なんて子に育てたいですか?私は嫌ですね。

努力するから報われるんだ。という事をサッカーでも勉強などでもそういう事を経験しながら大人になって欲しいと思います。

ちょっと話して、それをすんなり出来るから上手い。上手い子にしか話さない、試合に起用しない。とか、ありえない指導理念ですね。まあ、私はだいたいそういう指導者から批判されているのですけどね。

結構、私の指導は「ド演歌」みたいな指導理念でしょうからね。演歌の事はよく分からないけど「あきらめなければ必ず達成できる」とか「やまない雨はない」みたいな。
でも、「雨雨降れ降れもっと降れ」みたいな理念かもしれない。
逆境こそ力の源とも思っていますし。

でも、あの9段階ぐらい自分で復習と予習の出来る子は絶対に上手くなります。
あれだけやっても上手くならない子は私のところに来てくれれば絶対に上手くさせる自信があります。来なくても上手くなると思うんだけどなぁ。あれだけ考えることができれば。

なので、まずは本当に上手くなりたいならやってみてください。やらない事にははじまりません。

どんなにコツやポイントを教えても「フーン」で終っちゃう人たちがどれだけ多いことか。
そういう人達はかわいそうな事に何を知ったところで無理です。だってやらないのだから。

以前も書きましたが、上達の公式があります。要素は3要素。

意識
イメージ力
練習量
今回の話はこの中の「意識」の部分です。かけ算だから意識が0.01とかいう数値だったら他が高くても数値は低くなります。逆に他がたいした数値じゃなくても意識が高ければそれだけで伸び率は高くなる。

あなたのまわりの指導者はどうでしょうか?この「意識」についての指導をサッカー少年達にしていますか?

おそらくしていないと思います。もししていたとしたらそのチームはほぼ間違いなく強いチームです。だいたい弱いチームはサッカーの事ばかり話して意識の話なんてしません。
インサイドパスがどうとか、体を入れろとか。

まあ、ありがちな指導ですね。もちろん私もこういう話はするんだけども、それ以上に「意識付け」は徹底しますね。それがなくてサッカーの話をしたところでたかが知れてますので。

で、私も最近は無駄なぐらいサッカーの雑誌とかを買うようになりました。昔はそれでも読んでたのかもしれませんが、こんなには読みませんでした。

で、「○○を優勝した××監督にインタビュー」とかいうのがよくあるんだけど、絶対にああいうのって「本当の肝」の部分を話している人は少ないですね。わざと話していないのかもしれませんが、おそらく「その部分が肝だと本人が思っていない」から話さないのだと思います。

でも、あるんですよ。強いクラブの指導者独特の「意識付け」が。こういうのは強いクラブに入って監督を観察してると分かります。
サッカーの教え方よりも、「意識付け」ですから。絶対に。

サッカーを教えながら意識付けもしている人はいると思います。

私は両方というか「意識付けのきちがい」みたいな人間なので全部意識付けなんですけどね。

結構、結果を出す監督、指導者ってすぐに出したりするんです。苦節何十年みたいな人はあまりいない。結果を出せる人は遅くても4、5年で出してしまう。
しかも、そんなにサッカーを経験してない人だったりすることも多い。

そこを分析すればだいたい「意識付けが上手い」という事は見えてきます。
逆に「俺はJリーガーだった」ぐらい実績があっても結果が出せない指導者もいる。
おそらく意識付けがヘタなんです。

プロになれる実力を持っていても意識がなければだめだという事を証明しています。
でも、その人は自分自身がプロになることについては意識が高かったのかもしれません。
センスがあった人なのかもしれませんけど。

さっきの意識の9段階をそのまま数値にして考えてください。
何も準備しない子は0.1ぐらいだとしましょう。

準備しないのでイメージも大したことないでしょうから数値は1

練習はみんな同じで120分としましょう。これはそのまま120でいいです。
で、掛け算すると、その子のその日の上達値は12です。

では、9段階の下ごしらえをしっかりしたサッカー少年。意識の数値は9としましょう。
おそらくここまで準備している子だからプロのプレー集とかも見ていると想定してイメージ力は5としましょう。

そして先ほどのこと同じ時間の練習量120とすべてかけ算してみると、

5400

という数字が出ました。

何も準備しないでただ適当に練習した子の上達値 12

9段階意識して準備万端で練習した子の上達値  5400

たしかに適当な数値なんですけど、雲泥の差なんですよ、これは。

まずはやっていない親子で上達しない事で悩んでいる子はやってみてから文句言って下さい。

ちょうど冬合宿に来て、私によくメールをしてくれるサッカー少年がいますのでその子のメールとのやり取りを次は書こうかと思います。

俺FCのサポートによって先ほどの上達値をさらに何倍かにあげることが出来ます。
それは私が凄いとかではなくて、自分だけでやった事に対して専門家がサポートをすればさらに上達の効率が上がることは言うまでもないと思います。

そういう効果があるから、世の中の企業の社長んとかはコンサルタントにお金を払ってサポートを受けているのでしょうからね。

まあ、その前に自分でやれることはやってみることです。



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テーマ:少年サッカー - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント
神髄
確かに意識させる事は大事ですよね。 私は常に子供に言うセリフは「練習は嘘をつかない!」です。 今後も参考にさせて頂きます。
【2008/02/14 12:53】 URL | サッカー馬鹿 #- [ 編集]

コメントありがとうございます。
「練習は嘘をつかない」という言葉は私も好きです。
「意識した練習はもっと嘘をつかない」と私は思っています。

今後ともよろしくお願いします。
【2008/02/15 06:55】 URL | ハラサワ@少年サッカー上達計画 #kn9NdfLE [ 編集]


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